毎回、フランスでの夏期講習へ行くたび「帰国したらフランス語をちゃんと習い直さねば」と決意しますが、なかなか実現できず。今回やっと重い重い腰をあげて語学学校に再登録しました。
アンスティチュフランセ 関西はフランス政府公式の歴史ある文化教育機関で、約30年前(!)私が初めてフランス語を習い始めた学校です。学生時代、フランス歌曲に出会い、フランス詩に惚れ込み通い始めました。
語学を学ぶこと。それはその国の文化や歴史、考え方を学ぶことでもあります。文法、語彙をある程度固めたら、ある議題に対して情報を理解し、意見を発することが語学を学ぶことにつながります。
20年ぶりの授業はいきなり戦後フランスの歴代大統領のおさらいから始まり冷や汗…
ーシラク氏死去にまつわる報道の議題
ーオンラインゲーム会社と香港独立問題に対する大手企業の対応
ー政治家のレトリックとゴドウィンの法則
ーニュース誤報とその裏側
授業は毎回、どれも知らない世界ばかり!一つのニュースをどう掘り下げ、どう考えるべきかを気づかせてくれる授業で、刺激がいっぱいです。
学ぶことは世界が広がること。そこへ旅立つ力になること。
子どもたちにとっては知らない歴史や哲学から生まれた音楽や読み書き。学びの深さをピアノレッスンや学研の指導でも感じてもらえる指導をしていきたいと思います。