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レッスン再開に向けて...

たまぴあでは「週一回、教室に通い、音楽を通して世界を知る」ことをモットーとしています。

 

「どの楽譜の何を弾くのか?」「どの部分が分からないのか?」

何が分からないのかが見つけられるようになれば、成長の一歩です。大人も新しい仕事や趣味を学ぼうという時、「とにかく何をどうすればいいか分からない」状態。教室ではそれを一緒にとことん身につけます。

 

私自身もピアノ、室内楽、オルガン、フランス語などのレッスンを受けています。万全の用意をしたつもりでも先生たちは「あなた、ここが分かってないでしょう?」と見抜かれます。分かっていないことに気付いていないのです。

 

...しかしオンラインでは必要最低限の技術的な話しかできません。なので曲の用意ができない状態では、オンラインレッスンをご遠慮いただくことにしたのは前回のお知らせ通りです。

とはいえ「バイエルの本を開けて」「どこを弾いているの?」「ここが違うよ」という問答ができるようでしたら、十分、用意はできています!ほとんどの子が大丈夫です。

 

逆に、それができる子でも技術的な話だけでは集中できない子は多いです。それは良い悪いではありません。個性です。そういう子たちにはオンラインの小さな画面との応対は苦痛になりかねません。

 

この外出自粛の異様な状況は、子供も大人も知らず知らずストレスを感じているはずです。そんな中でピアノの練習が良い刺激や息抜きになるなら良いですが、無理なようなら休んでいただいて全然構いません。

 

ただ、今後のレッスン時間を確保し連絡を続けますので、簡単に休むというのではありませんので、休会費をいただいています。せめて動画レッスンというかたちで送ることはさせていただきます。オンライン動画のページをご参照ください。

 

 

...以上のような次第、LINEの一斉送信では字数が限られているので、うまく伝えきれず、厳しい文面になっていたようです。真面目な方ほど「ウチのような状態でレッスン続けていいのでしょうか?」と悩ませてしまったようで、申し訳ありませんでした(^^;

みなさん、十分、用意できておられます。

 

直接ならすれ違い様の会話で伝わることも、文章にするとこのように長くなってしまいます。教室でのレッスンは必要です。もうすぐ再開できるでしょう!!しばしお休みされた方もピアノ、音楽はいつでも手に入れられます。焦らず、ゆっくり子供たちの成長にお付き合いください。

 

5月7日15:00時点