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伴奏のお仕事

久々に長丁場の伴奏のお仕事。趣味で歌われている方は非常に多いです。合唱をされている方を含めるとピアノレスナー人口よりもはるかに多いです。そして歌には「伴奏」が必要。今回の発表会は初歩の方、セミプロ、そして合唱と20組の方々の伴奏でした。

 

私は学生時代から伴奏をするのが好きで、いつも試験期になるとたくさんの伴奏譜を抱えて練習したり、声楽のレッスンについていくのを楽しんでいました。ピアノは黙々と一人で音や鍵盤に向き合いますが、歌は歌詞があり、相手の呼吸に合わせたりして、呼応する楽しみがあります。

 

 

しかし大変(笑)。

第一の課題は楽譜作り。譜めくりが少ない状態に楽譜を製本していきます。そして演奏中にめくる練習も必要。

次の課題は伴奏合わせ。通常は一つのコンサートで多くて2、3組の歌い手や器楽奏者と合わせるだけですが、今回は20組なのでお互い都合の合う日時場所を組みます。

 

そして本番。久々に満身創痍の本番でした..。

 

あちこち失敗し敗北感も大きいですが、皆さんの笑顔で充実感の勝利!

指導の緋田芳江先生の見識溢れるプログラム。バッハ、ハイドンといったバロック時代からロマン派、そして近代とさまざまな時代の音楽、詩がたくさん学べました。毎回、歌い手さんそれぞれの個性と情熱にもエネルギーをいただけます。感謝です!