講習会は今回は7人の先生、歌/ピアノ12組の学生たちとのレッスンでした。学生はフランスだけでなく、カナダ、エクアドル、ポーランド、ジョージア(グルジア)、レバノン、各国からの参加です。日本人はなんと6人(私以外はフランス在住)!
全員で参加するマスタークラス、個人レッスン、コンサート、とそれぞれの時間に学びが詰まっています。朝は8時から学校で練習、9-17時はレッスン、その後はまた練習..遊ぶ時間はほぼありませんが、音楽を追求できるだけの日々は本当に充実して楽しいものでした。
「学生」でいられるのは本当に贅沢です。本来は大人になれば働き、社会を作っていかなければなりません。そこには楽しいことより我慢の方が多いでしょう。でも学ぶことでそれを乗り越える力がつき、仕事を楽しむことができます。世界により広くつながることもできます。
教室の子どもたちにそれをまた伝えていけるように、この休ませていただいた期間を活かしていきたいと思います。
↓最後のコンサートにて
Poulenc: Tirésias "Non,monsieur, mon mari"