今年の講習会のテーマの一つに没後500年ピエール・ド・ロンサールという日本は戦国時代、16世紀の詩人がいます。彼は地方の方言的な扱いだったフランス語を格調高い自国語として整えました。その主題は「CARPE DIEM :今を生きる」人生は短いのだから、今その時を楽しみなさい、死を悠然と受け止めなさいという考え方です。
フランスでとても楽に美しく暮らせるのは「今この時」を、そして自分自身を受け入れ楽しむことを最上の優先事項としているからでしょう。街中では旬のその土地の野菜や果物、チーズ、お菓子が朝市で売られます。日曜は観光地のレストラン以外の商店はほとんどクローズ…スーパーも午前中のみ営業。休日は家族でゆっくり過ごします。
ロンサールが晩年過ごした家がここトゥールの街外れにあり、博物館になっています。自然の植物と音だけに囲まれた屋敷で愛する人へ詩を書き続けたロンサールはフランス人の敬う生活そのものです。
そういう美しさを詩、絵画、音楽に表して生きる喜びを共有しあう文化がここにあります。
フランスでとても楽に美しく暮らせるのは「今この時」を、そして自分自身を受け入れ楽しむことを最上の優先事項としているからでしょう。街中では旬のその土地の野菜や果物、チーズ、お菓子が朝市で売られます。日曜は観光地のレストラン以外の商店はほとんどクローズ…スーパーも午前中のみ営業。休日は家族でゆっくり過ごします。
ロンサールが晩年過ごした家がここトゥールの街外れにあり、博物館になっています。自然の植物と音だけに囲まれた屋敷で愛する人へ詩を書き続けたロンサールはフランス人の敬う生活そのものです。
そういう美しさを詩、絵画、音楽に表して生きる喜びを共有しあう文化がここにあります。